父が長崎に単身赴任していた時期がありまして、その餞 はなむけ に、
長崎ゆかりの歌謡曲を集め、カセットテープを作って贈ったことがあります。記憶を頼りにラインナップしてみますと（順不同）、
・長崎は今日も雨だった　内山田洋とクール・ファイブ
・長崎の女(ひと)　春日八郎
・長崎の夜はむらさき　瀬川瑛子
・長崎のザボン売り　小畑実
・思案橋ブルース　中井昭／高橋勝とコロラティーノ
・西海(さいかい)ブルース　内山田洋とクール・ファイブ
・長崎ブルース　青江三奈
・長崎から船に乗って　五木ひろし　（１／６長崎）
・港町ブルース　森進一　（１／１４長崎）
そしてまたも繰り返される不幸のもと、涙なくしては聞けないこの歌。
・長崎の鐘　藤山一郎
https://www.youtube.com/watch?v=L04KqrSCPzk

ところが今回、何の気なしにユーチューブ見てましたら、認知してなかった名曲を思い出してシマッタのです。
・長崎物語　由利あけみ
https://www.youtube.com/watch?v=gzbFYUM10vA&t=1875
うむ、この歌詞とメロディー、知ってる。曼珠沙華やジャガタラお春に始まり、南京煙火(はなび)・精霊(しょうろ)に、サンタクルス。耳を引く単語をちりばめた、ご当地ソングの原点ともいえるこの曲、なぜ抜けてたんでしょう。なっぞ～。
いつになっても、昔に学ぶ姿勢は忘れないで行きたいものです。戦時のはなしを耳にタコができるほど聞かされてきた自分は、あとの世代の人たちに何を物語れるのか、いま一度、考え直していかなければなりません。と、五周年を機に多少は殊勝な気持ちになりました。
それにしてもネット検索してみましたら、長崎ご当地ソング王は実はあのお方だったのですね。あの楽器を弾いてた頃をも懐かしみまして精霊流し。
　
提示条件長崎物語
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