内裏・内神田皮膚科 の日記
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検査は必要ですか?
2017.07.16
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その答えは。 まぎれもなく 必要 です。 そして皮膚科ほど、できるだけ 簡便 に、かつ 必要十分 にとどめていきたい、と考えている診療科は、まずほかにはないのではないかと感じております。 手前味噌とも申しますが。
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問診
2017.07.09
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皮膚科の診察には、上記のように視覚・触覚が優先されますが、もちろんそれだけではありません。
あまり意識はしていませんが、五感・六感をも動員することになります。 中でも 問診 は重要で、何を聴くかに各医師の個性…
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触診
2017.07.09
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皮膚の病気には 浅い(表皮レベルの)ものと、 深い(真皮レベル以下の)ものでは、治療の仕方にも大きく異なる部分があります。
さらに、免疫系が活躍する「炎症性」の病気か、免疫系が無関心な「形成性」の病気か、を…
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視診
2017.07.09
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発疹の色や形、大きさを見ます。 ただ「赤い発疹」というのではなく、ぶつぶつしているのか、ざらざらしているのか、水っぽいのかそうでないのかなど。
個々の発疹(個疹)が均一か、そうでなくて大小さまざまであった…
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病名と診断
2017.07.09
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皮膚科は 病名 が多い、多すぎる科として知られています。
たとえば肝臓にできたがんは「肝臓がん」です。胃がんも大腸がんもあります。 しかし皮膚にできたがんを、単に「皮膚がん」とは、なぜか気やすく呼べないのです…
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疾患の局在
2017.07.09
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皮膚というと、大切な体の表面を覆っているだけの、薄っぺらな膜のようなものだとお感じかもしれません。
しかし細かく見れば一口に皮膚と言っても、実は構造も役割も異なるさまざまな組織からできています。 たとえば…
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疾患の分類
2017.07.09
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病気には免疫系の働きが大きくかかわる「火事」のようなもの(炎症性疾患)と、
体をつくる組織の構築上に問題が生じる「事故」のようなもの(形成性疾患)と、
大きく二分されるように感じております。
たとえば、皮膚…